概要
研究機関で行っている最先端の科研費の研究成果について, 高校生が直に見る,聞く,ふれることで,科学の面白さを感じてもらうプログラム
「ひらめき・ときめきサイエンス」
http://www.jsps.go.jp/hirameki/
のうち,京大で昨年度から実施している
「カオス・フラクタルの世界の魅力に触れる」
http://www.jsps.go.jp/hirameki/ht26000/HT26178.pdf
に参加する高校生を募集中.参加費無料.両日それぞれ先着15名.
参加申込はここから:
https://cp11.smp.ne.jp/gakujutu/seminar
実施日 | 2014年08月06日(水)~2014年08月07日(木)スケジュール 1日目,2日目とも同一日程 (講義・実習の順序を変更する場合あり) 10:00~10:15 受付(京都大学吉田キャンパス文学部東館4階476b室) 10:15~10:30 開講式(あいさつ,オリエンテーション,アイスブレイク) 10:30~11:30 実習(表計算ソフトを使ったカオスの可視化) 11:30~12:30 外部講師による講義と卓上実験(水滴落下実験等) 12:30~13:30 ランチョンセミナー(昼食を摂りながらの科研費の説明)・休憩 13:30~14:30 実習(地図上のリアス式海岸線の長さを計り,フラクタルを理解する) 14:30~15:00 休憩(ドイツのプレッツェルを食べながら実施代表者が滞独体験を話す) 15:00~15:30 実習(メトロノーム等を用いて同期現象を理解する) 15:30~16:30 外部講師による講義と卓上実験(電磁現象・プラズマ) 16:30~17:00 修了式(アンケート記入,未来博士号授与) 17:00 終了・解散 |
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実施場所 | 京都大学 吉田キャンパス 文学部東館4階 476b室 住所: 〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町 |
料金 | 無 |
対象 | 中・高校生 |
手話通訳 | 無 |
託児所 | 無 |
主催者 | 「カオス・フラクタルの世界の魅力に触れる」実行委員会 (代表 宮崎修次) |
備考 | 内 容 地震や集中豪雨がいつどこで起きるのか,十分に早い時間に予測できれば,多くの命が犠牲にならずに済みます.天気予報の場合は,気温や湿度といった気象要素を観測し,その時間変化を与える数式に観測値を代入し,未来の値をコンピュータの力を借りて予測します.しかしながら,時間変化を与える数式がはっきりわかっていても,観測値に含まれるわずかな誤差があっという間に増大し,未来の予測が困難になることがあります.これをカオスといいます.株価・為替の時間変動のグラフやリアス式海岸など世の中には,ぎざぎざした図形がたくさんあります.グラフの横軸(観察する時間)の幅や地図の縮尺を大きく変えてもぎざぎざの度合いが変わらないものをフラクタルといいます.SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用している人がたくさんいますが,無作為に選んだまったく赤の他人の二人をSNS上の友達をたどっていくと少ない数の友達を介してこの二人がつながっていることがよくあります.こういった「世間の狭さ」などが現れるつながり方を複雑ネットワークといいます.これらは密接に関係していますが,参加者のみなさんに,電子レンジの中でシャーペンから発生する火の玉プラズマやブルーレイディスク(BD-R)に生じるフラクタル状亀裂,振り子のおもちゃ等を使った卓上実験,映画データベース上の俳優の共演関係に見る「世間の狭さ」の確認,並びに,コンピュータを用いたシミュレーションを体験して頂き,カオス・フラクタルの基礎や実際の現象との関わりについて理解を深めて頂きます.以下の写真は昨年度の卓上実験でお見せしたものやそれと関連した実験で得られた画像です.ホットプレート,電子レンジ,記録用ブルーレイディスク,チョコレート包装銀紙など身近なものを利用しています. |
- 申込方法
- 参加申込サイト
https://cp11.smp.ne.jp/gakujutu/seminar
から「カオス・フラクタルの世界の魅力に触れる」の8月6日開催分あるいは7日開催分の部分の
「申込」をクリックして,必要事項を記入して下さい.
また,申込時には連絡用の電子メールアドレスを必ず記載するように
お願い致します.
募集人数(両日ともそれぞれ15名)に達し次第,申込を締め切ります.
平成26年7月31日(木)までに募集人数に達しない場合は,
同日を申込締切日とします.
- お問い合わせ先
- 京都大学 情報学研究科 宮崎修次
〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町
TEL: 075-753-3388
FAX: 075-753-3391
URL: http://www.jsps.go.jp/hirameki/ht26000/HT26178.pdf