17:04 2008/12/02 更新

第66回 形の科学シンポジウム討論記録

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1-1
質問者: 島 弘幸
講演者: 吉川 桃世
講演タイトル: 三角形で生成される多面体

Q.
「すべての$(p,\,q,\,r)$で多面体が構成可能か」が未解明というのは,
「閉じた」多面体を作るという条件下での話か.

A.
Yes.

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1-1
質問者: 立木 秀樹 
講演者: 吉川 桃世
講演タイトル: 三角形で生成される多面体

Q.
三角形を平面三角形に制限したときには,どういう結果が成り立つのでしょうか.

A.
元々トポロジーの観点から捉えている問題なので,
 三角形の枚数を最小に抑えてあります.
 枚数を増やすことによって求める多面体を製作することは可能であると思います.
 その場合も多面体の概形に大きな違いはありません.

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1-1
質問者: 本多 久夫
講演者: 吉川 桃世
講演タイトル: 三角形で生成される多面体

Q.
オイラーの$\chi$がマイナスのときは穴の数に関係するのか.

A.
$\chi = 2 - 2 g$($g$は穴の数である).

コメント:
毛細血管網は穴がたくさんあいた袋とみなせ,
猛烈に大きな$g$をもつという見方ができる.

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1-2
質問者: 島 弘幸
講演者: 森野 佳生
講演タイトル: 周期性の強い写像を用いたカオス位相同期の解析

Q.
結合の定義の仕方にはいろいろあると思うが,
今回$d(y_{1,2} - y_{2,1})$という関数形を取った理由は何か.

A.
結合項を$d(y_{2,1} - y_{1,2})$とすることで,
$y_1$が$y_2$より大きいときには
$y_1$には小さくなる効果を,$y_2$には大きくなる効果を入れることができる.
この効果により同期現象が起きるのである.

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1-2
質問者: 原岡 和生
講演者: 森野 佳生
講演タイトル: 周期性の強い写像を用いたカオス位相同期の解析

コメント
調和振動子の結合系に,撃力を加える系で,摩擦を表そうとしたことがあります.
そのときの結果に近かったので,
エネルギーの保存(1998年ごろの東大物性研セミナーで発表しました.
物性研の発行している刊行物に載っていますが,今は記憶していません.
ごめんなさい.)に着目して時間変化を見ていただけると,
多体系と摩擦の解明にも大きな足跡を残されるかもしれません.
今回の結合系の結果はすばらしい結果だと思います.

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1-3
質問者: 三浦 岳
講演者: 合原 一究
講演タイトル: ニホンアマガエルの発声行動における時空間的構造

Q.
水田から聞こえてくる声は同期しているか.
A.
$2$匹の系では逆位相になるので,複数のカエルが存在する系ではフラストレーションが生ずる.
そのため,全体が同期することは考えにくい.

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1-3
質問者: 本多 久夫
講演者: 合原 一究
講演タイトル: ニホンアマガエルの発声行動における時空間的構造

Q.
すぐ近接同士間で,声の強弱はなぜ起こるか.

A.
強弱・速い遅い・など,何か違いがある.

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1-3
質問者: 三浦 岳
講演者: 合原 一究
講演タイトル: ニホンアマガエルの発声行動における時空間的構造

Q.
カエルA, B, Cが$\unit[50]{cm}$間隔で一列に並んでいる環境において,
Aの声はCに聞こえているか.
A.
聞こえている.

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1-4
質問者: 青柳 富誌生
講演者: 末谷 大道
講演タイトル: カオスの位相と形

Q.
位相応答曲線はベクトル(多変数)であるが,今回それを調べているのか.
リミットサイクル解近傍の微分構造が反映されているので,
カオスとの関係で面白いかもしれない.

A.
今回はpreliminaryな結果で,まだ詳細な解析を行っていませんが,
確かにカオス位相応答曲線(PRC)は摂動方向に依存するようです.
PRCに対する摂動ベクトル方向の依存性は
カオスの位相特性を明らかにする上で重要と思われるので,
今後検討を進めたいと考えております.

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1-5
質問者: 島 弘幸
講演者: 原岡 和生
講演タイトル: 「組織の形の科学」提案

Q.
従来の組織図における「暗黙の了解」とは何か.

A.
Network図の作り方,命令系統化か・事業内容の類似性か.

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1-5
質問者: 相馬 亘
講演者: 原岡 和生
講演タイトル: 「組織の形の科学」提案

Q.
・組織図は誰に見せるものか?
・マトリックス型の組織図は見たことがあるか?
A.
・6つの対象がある.
・見たことはない.

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1-6
質問者: 青木 高明
講演者: 本多 久夫
講演タイトル: 上皮シートの形態形成

Q.
Cell intercalation (type II)に関して,
1列のときのポテンシャルと
2列のときのポテンシャルとが一致しているcross pointは,
どういった状況になるのか.
(何か幾何学的に特徴的な状態になるのか.)

A.
1列のパターンを縦に少し伸ばしたもの,2列のパターンを横に少し拡げたもの
各々のポテンシャルが一致した状況である.

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1-7
質問者: 青木 高明
講演者: 飯田 一輝
講演タイトル: Swarm Oscillatorsモデルの``Membrane''パターン

Q.
Section of fruitsとmembraneのそれぞれ安定領域の違いは?
数値計算でmembraneだけが安定に見える領域というのは,
本当はsection of fruitsも安定で,
ただそれを実現する初期配置のLebesgue measureが
ゼロに近づいているだけではないだろうか.

A.
その可能性もある.
ただsection of fruitsの配置状態は無限個あるので,
その安定領域を求めることは大変です.

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1-8 質問者: 加納 剛史 
講演者: 下川 倫子
講演タイトル: コーヒーが牛乳界面に作るフラクタル構造

Q. 境界の効果が効いていると思われるが,境界の効果をなくすように大きな容
器で実験をしたらどうなるのか?
A. 直径32cmの鍋を用いてやってみたが,結果は同じだった.完全に境界の効果
をなくすには,海で実験しない限り無理.

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1-8
質問者: 庄司 多津男
講演者: 下川 倫子
講演タイトル: コーヒーが牛乳界面に作るフラクタル構造

Q.
$\theta$方向にもモード(パターン)が出ているように見える.
対流のパターンか?

A.
$\theta$方向の解析はこれから行う.

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1-8
質問者: 本多 久夫
講演者: 下川 倫子
講演タイトル: コーヒーが牛乳界面に作るフラクタル構造

Q.
黒く見えているのは何を見ているのですか.

A.
黒い液体が対流で落ち込み,壁のようなものが垂直にできている.
これを上から見ている.
これがすべて落ち込んでしまえば,パターンは消える.

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1-8
質問者: 島 弘幸
講演者: 下川 倫子
講演タイトル: コーヒーが牛乳界面に作るフラクタル構造

Q.
フラクタルの形成メカニズムに,粒子の大きさの比は関係しているか.

A.
まだ$2$種類の実験しかしていないので不明.

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1-9
質問者: 本多 久夫
講演者: 佐伯 亜由美
講演タイトル: 水流による水路および地形のパターン形成

Q.
平面な斜面なら平行な川が何本もできて,分岐(合流)は起こらないのでないか.

A.
いったん削られればますます削られ,そこに向かって合流ができると考えられる.

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1-9
質問者: 吉川 桃世
講演者: 佐伯 亜由美
講演タイトル: 水流による水路および地形のパターン形成

Q.
シミュレーションに土砂の硬度パラメータを導入することは可能か.

A.
可能ではあるが,意図的にパターンを抽出しようとしていないので,検討していない.

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1-10
質問者: 松浦 執
講演者: 納戸 一貴
講演タイトル: 異方性ヴィスコス・フィンガーの数値解析

Q.
先端速度の非常に広い範囲で計算されていますが,
現実の系でこの範囲に相当するものを挙げられますか.

A.
通常のviscous fingeringの実験は図の$v$が
大体$10^{-1}$から$10^{1}$の範囲に該当する.
$v > 10^{2}$の実験系は難しいかもしれない.
Saffman-Taylor解と数値実験とは低速領域で一致している.

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1-10 質問者: 加納剛史 
講演者: 納戸 一貴
講演タイトル: 異方性ヴィスコス・フィンガーの数値解析

Q. 4回対称性を表面張力の項に入れている理由は?
A. 表面張力の項に4回対称性の効果を入れることは式の上では一般にやられてい
るが,実際の系との対応ははっきりしない.

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1-11
質問者: 青木 憲二
講演者: 木口 哲也
講演タイトル: BZ反応系におけるラセン波中心のダイナミクス

Q.
2端点間の距離は,数値シュミレーション上では,
どこでコントロールされているのでしょうか?
A.
光を照射するタイミングを調整することによる.

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1-11
質問者: 納戸 一貴
講演者: 木口 哲也
講演タイトル: BZ反応系におけるラセン波中心のダイナミクス

Q.
切断距離を長くし続けるとどのような現象になるのか?
A.
2つのラセン中心間の相互作用が小さくなり,単独で存在するラセン中心と
あまり変わらない様子を示すようです.

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1-11
質問者: 藤田 裕二
講演者: 木口 哲也
講演タイトル: BZ反応系におけるラセン波中心のダイナミクス

Q.
2箇所で切ったらどうなるか.
A.
らせんペアが2つできる.
ペア同士が相互作用する.
d依存あり.

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1-12
質問者: 庄司 多津男
講演者: 昌子 浩登
講演タイトル: The Mode Analysis in Turing Type Reaction-Diffusion System under Spatiotemporal Forcing

Q.
外部制御による(周期的構造を持つ)波数選択でTuringパターンを変えるという
この理論が実際に対応する現象はあるか?(自然界のもので)
A.
この段階ではまだないが,逆にこれを人工的に応用することを考えられる.

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1-13
質問者: 末谷 大道
講演者: 園田 潤
講演タイトル: フラクタル媒質における電磁波共振特性の二次元解析

Q.
カントル構造の抜きとり率を変える(=フラクタル次元を変える)と
特性も変化するのでしょうか?
最適な次元があるのでしょうか?
A.
抜き取り率を変えると特性は変化すると考えられる.
興味あることなので,計算して確認してみる.

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1-13
質問者: 庄司 多津男
講演者: 園田 潤
講演タイトル: フラクタル媒質における電磁波共振特性の二次元解析

Q.
・三次元のフラクタル構造の素子が阪大で作られているが,
この一次元のものの特徴は?
・層の段数を増してphotonic crystalのような高いものを作れるか?
・カントールフラクタルが最適な構造か?
A.
・この一次元のものは作製が簡単で応用性が優れている.
・段数を増してコーティングできれば,
  photonic crystalにはない特性を持つものを作ることができると考えれる.
・カントールフラクタルが最適かどうかはわからないが,
  モデル化などは簡単である.他のフラクタルも確認してみる必要がある.

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1-14
質問者: 末谷 大道
講演者: 青柳 富誌生
講演タイトル: 動的素子のネットワークの数理

Q.
・実際の神経学において,infomax原理に相当する生物学的実態(何らかの学習則?)
はあるのか?
・どのような規範を作れば,ダイナミクスと結合の相互作用の結果,
small-worldやscale freeのようなcomplex networkが現れるのでしょうか?
A.
・今日は,とりあえず仮定して,実験で得られている刺激ありや自発発火パターンを
統一的に説明できた.
しかし,全てが説明できる訳ではなく,ある限定的条件で有効と思われる.
生物学的全体に今後の課題である.

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1-15
質問者: 末谷 大道
講演者: 野村 真樹
講演タイトル: バースト発火を起こす機能的結合の推定

Q.
・統計的な手法で推定した結果に対して,
 直接的な方法で検証することができるのでしょうか?
・推定したθ,βのロバスト性についてはどうなのでしょうか?
(値を少し変えてもダイナミクスはあまり変わらないのですか?)
A.
・例えば薬理実験でシナプスをブロックして
 自発発火率を調べ比較する事は可能だと思います.
・定性的には余り変わらないようです.

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1-16
質問者: 松浦 執
講演者: 田中 琢真
講演タイトル: 振動子の同期を最適化する複雑ネットワークの重み構造

Q.
振動子の慣性を含めるといかがですか?
A.
現在は慣性は考慮していません.
何かあるかもしれません.
現在のモデルでは導入してもあまり効かないかもしれません.

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1-16
質問者: 相馬 亘
講演者: 田中 琢真
講演タイトル: 振動子の同期を最適化する複雑ネットワークの重み構造

Q.
スケールフリーの場合,ハブは特別な役割を担うか?
A.
担っている.

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1-16
質問者: 元池 育子
講演者: 田中 琢真
講演タイトル: 振動子の同期を最適化する複雑ネットワークの重み構造

Q.
・結合強度が0になることは,この条件ではありえるか?
・条件をゆるめると,全結合からスモールワールドになり得るか?
A.
・ktotal=fixではない.
・違う枠組みを考える必要があるだろう.

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1-16
質問者: 大内 克哉
講演者: 田中 琢真
講演タイトル: 振動子の同期を最適化する複雑ネットワークの重み構造

Q.
スケールフリーネットワークの最適化解を与える結合の仕方とその直感的意味は何か?
A.
仕方:自然振動数が速い振動子と遅い振動子が強く結合している.
直感的意味:解析結果を定性的に再現している.

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1-17
質問者: 末谷 大道
講演者: 藤原 義久
講演タイトル: 大規模ネットワークの高速かつ簡易な描画

Q.
・トーガソンの計量MDSは主成分分析(PCA)と等価だと思うが,
参考文献[1]の新奇性は何ですか?
・上の意味でのMDS(=PCA)では,学習サンプルから固有軸を決めて
テストサンプルをそこに落とすことができるが,最後のバネモデルで
じわじわさせてでてきた構造には固有軸みたいなものはないのか?
(微細な枝構造は学習サンプルのみを見るためのものなのか?)
A.
・等価ではありません.トーガソンの計量MDS は,
配置ベクトルの内積に基づく親近性と配置間の誤差を最小にする手続きから,
結果的に固有値問題に帰着されるわけです.
ところで,参考文献[1] は大規模なデータ(例えば対象数が百万とか)でも,
データの性質によっては,大幅に時間計算量が節約できることを
グラフ描画において示している点で注目すべきだと考えています.それは,
V. de Silva and J. B. Tenenbaum, technical report, Stanford,2004 
に基づいています.
・それは難しい問題だと思います.学習という観点で考えるためには通常,
統計モデルという概念が必要だと思いますが,
このような発見的な手法ではいわゆる統計モデルにはなっていないことに
注意する必要があると思います.

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1-17
質問者: 青木 高明
講演者: 藤原 義久
講演タイトル: 大規模ネットワークの高速かつ簡易な描画

Q.
Weighted Networkについての可視化についてコメントください.
特に結合系の場合に,linkは密にあるが,weightは小さいものが多々ある状況において
可視化したい.
A.
直例的には閾値を導入して,Weightが高いLinkから描画していく.
proximityを上手く工夫して,可視化することは可能.

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1-17
質問者: 松浦 執
講演者: 藤原 義久
講演タイトル: 大規模ネットワークの高速かつ簡易な描画

Q.
はじめの大きな骨格は樹状でしたが,大まかな骨格としてネットワークを抽出して,
その後ローカルな樹などを見るといった手順は可能でしょうか?
大きな骨格は常に樹なのでしょうか?
A.
ネットワークを描くために,主要でない結合を切って
樹で表してしまうことがよく行われます.
しかしネットワークの性質によって描き方も考慮すべきでしょう.
われわれのツールは高速かつ簡易なので,手順を変えてためすこともやりやすいと思う.

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1-19
質問者: 藤原 義久
講演者: 山本 健
講演タイトル: 日本語の2字熟語ネットワークとその解析

Q.
・クラスタ係数はPoissonランダムネットワークのそれではなく,
次数分布を保つ一般化されたランダムネットワークのそれと
比較した方がよいのではないか?(次数分布の裾野が長いので)
・ハブになっている字は具体的にはどういうものですか?
A.
・了解.考えて見ます.
・「一」とか「大」とかです.

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1-19
質問者: 太田 絵一郎
講演者: 山本 健
講演タイトル: 日本語の2字熟語ネットワークとその解析

Q.
・常用漢字とモデルの“分布”は一致したが,個々の文字はどうか?
・常用漢字の消滅については検討してないか?
A.
・モデルでは次数・中心性の高い文字が“常用漢字”として選ばれやすく,
 これは実際の常用漢字のもつ特徴ではあるが,
 個々の文字が全く一致するということはない.
・常用漢字の改訂によるネットワークの変化に興味はあるが,
 現時点では調べていない.

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1-20
質問者: 藤原 義久
講演者: 出尾 美佳
講演タイトル: 社会ネットワークに潜むクライシス構造

Q.
実際のmixiデータで,ゆらぎスペクトルはどのような形になっていますか?

A.
調査中ですが,クライシス構造に対応する形状が観測されているようです.

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1-20
質問者: 藤田 裕二
講演者: 出尾 美佳
講演タイトル: 社会ネットワークに潜むクライシス構造

Q.
クライシス構造とは何か?
A.
カオスのふるまいを特徴づける構造の一つで,これに類似する現象が,
実在のネットワーク上におけるランダムウォークに見られる.

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1-21
質問者: 相馬 亘
講演者: 高口 太郎
講演タイトル: Watts-Strogatzモデルにおける遷移確率行列固有値統計

Q.
・固有値分布とtreeの関係?
・固有値間隔の分布はGOE,GOEとfitできるか?
A.
・TreeだとV=0でピーク.
・たぶんfitできるだろう.

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2-2
質問者: 三浦 岳
講演者: 小作 明則
講演タイトル: コガネムシ類(昆虫)おける表皮構造の比較

Q.
コガネムシの表皮が光るのには何か生物学的な意味があるのか.
A.
近緑種で光らないものがあったりするので,それほど生在には聞いていないと思われる.
種の識別に役に立つのかもしれないが,
むしろ色がない方が選別には役に立つのではないかと思う.

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2-3
質問者: 松浦 執
講演者: 関村 利朗
講演タイトル: 蝶の羽のカラーパターンとその多様性の生成

Q.
グローバルパターンとは蝶が種を超えて持っているパターンの鋳型のようなものですが,
種ごとに独立して持つ基本的なパターンですか.
A.
種ごとに持つ基本的なパターンと言えます.
その上で部分的に変化が起きて同じ種でも多様なカラーパターンを持ちます.

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2-3
質問者: 本多 久夫
講演者: 関村 利朗
講演タイトル: 蝶の羽のカラーパターンとその多様性の生成

Q.
・カラーパターンの発現遺伝子がいくつかわかっているようですが,
  この遺伝子が色素を合成したり,色を変える遺伝子なのですか.
  そこまでわかっているのですか.
・構造色の模様をもつ蝶では,構造をつくったり,
  屈折率を変えたりする遺伝子が分布しているのかと思うが,その方向の研究は.
A.
・そうです
・よく知らないが,まだなされていないと思う.


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2-4
質問者: 本多 久夫
講演者: 植田 毅
講演タイトル: ミミズの表皮構造色のフォトニック結晶的取り扱い

Q.
パーカー著「眼の誕生」を読んだのだが,構造色は化石にも残るといいます.
元の色が再現できるでしょうか.
A.
化石は物質は他の物でおきかわるが,構造の間隔などにかえられないから,
再現できるのではないか.やってみたい.



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2-5
質問者: 岸本 直子
講演者: 岡村 誠,森 肇
講演タイトル: 1次元乱流における時間相関関数とパワースペクトル

Q.
実際の物理的な問題,たとえばひものダイナミクス解析などに使えるのか.
A.
個々の細かい値というのではなく,統計的平均量を出したいのなら使える.



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2-5
質問者: 秦 浩起
講演者: 岡村 誠,森 肇
講演タイトル: 1次元乱流における時間相関関数とパワースペクトル

Q.
相似性の仮定の物理的起源(意味)は何か.
A.
まだわからない.ただ速い変化がUに,
遅い変化Pにというようにうまく分離できていることが重要.



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2-5
質問者: 三池 秀敏
講演者: 岡村 誠,森 肇
講演タイトル: 1次元乱流における時間相関関数とパワースペクトル

Q.
1次元一様定常乱流に射影演算子法を適用して得られる時間相関関数の時間発展方程式は閉じた形となっていない
(未知関数が2つで式1つの状態).この式を閉じた形にするクロージャープログラムにおいて,
用いられた「相似性の仮定」の他にどのような「仮定」あるいはアプローチがありうるのか.
例を示してほしい.
A.
非常にたくさんの「仮定」やアプローチが試みられています.
例えば,ガウス型を仮定するものや,その他多様な手法がある.
ここでの話としては,従来「相似性の仮定」が用いられていないこともあり捉棄している.

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2-6
質問者: 中村 健蔵
講演者: 日高 芳樹
講演タイトル: ソフトモード乱流について

Q.
厚さは50μとなっているが,これを大きくするとどうなるのか?
A.
基本的にはロールの大きさが大きくなるが,縦に重なった対流ができたり,
表面だけの対流になったりすることもある.

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2-6
質問者: 岸本 直子
講演者: 日高 芳樹
講演タイトル: ソフトモード乱流について

Q.
重力がなくてもこの対流は生じるのか?
A.
重力は関係ないので起こると思う.

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2-6
質問者: 田中 ダン
講演者: 日高 芳樹
講演タイトル: ソフトモード乱流について

Q.
スペクトルが異方的に見えるのは,システムサイズ小ささのせいですか?
A.
はい.

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2-7
質問者: 松浦 執
講演者: 細川 雄作
講演タイトル: ソフトモード乱流におけるBrown運動と揺らぎ定理

Q.
・異常拡散とされる時間スケールでは温度の値が時間スケールに対して大きく変化しているが,
  より長い時間スケールでは正常拡散とされていた領域では温度一定となりそうか?
・水平方向の運動の温度が鉛直方向の運動の温度より大きいので,
  ロールパターンなどに乗っての水平方向の動きの方が,
  電位差をかけている方向よりも観測した時間スケールが大きいということか?
A.
・温度一定となる可能性が高いと思われる.
・本研究では電位差方向をz軸とし,
 y方向に重力を印加して
 x-y平面で動く粒子を観測している.
 z方向の動きについては観測していない.

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2-7
質問者: 島 弘幸
講演者: 細川 雄作
講演タイトル: ソフトモード乱流におけるBrown運動と揺らぎ定理

Q.
揺らぎの温度Tftの物理的意味は?
A.
粒子の拡散のしやすさを表す量.
100万Kという値は通常の拡散現象よりも相当拡散しやすいという意味.

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2-7
質問者: 小川 泰
講演者: 細川 雄作
講演タイトル: ソフトモード乱流におけるBrown運動と揺らぎ定理

Q.
ロールパターンのように一次化というか,二次化というか,
三次元からすでに縮約された場合は問題ないが,三次元空間での二次元パターンの場合には,
上下方向の反転は表面と底の反転であるから,もともと対称性が破れている.
そのことについての意識が稀薄なように感じてしまうのだが,関連分野の方々のご認識は?
A.
本研究での液晶電気対流では
右回りのロール状の対流と左回りのロール状の対流が対になり
交互に並んだ構造をしている.
よって表面と底の反転を行っても対称性に破れはないと思われる.

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2-7
質問者: 中村 振一郎
講演者: 細川 雄作
講演タイトル: ソフトモード乱流におけるBrown運動と揺らぎ定理

Q.
ソフトモード乱流のゆらぎの源が熱ではないとする根拠は何か?
原子分子レベルの物理化学的視点から見ると,ゆらぎのオリジンは熱と思えるですが.
A.
流れからくる 非Brown運動 という意味で熱にオリジンが無いとしています.

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2-8
質問者: 小川 泰
講演者: 種村 正美
講演タイトル: 少数個の点による球面上の最適配置について

Q.
10年ほど前,手嶋吉法氏が等大剛体球帽充填を100個まで試みた.
問題としての関係はいわく言い難いとは思いますが,種村先生の感触は?
A.
球面調節法による配置とクーロン相互作用による配置とでは一般に違いが
見られたので,剛体相互作用による充填配置とは異なると思われます.

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2-8
質問者: 松岡 篤
講演者: 種村 正美
講演タイトル: 少数個の点による球面上の最適配置について

Q.
・拡散法には今回示された程度のNの大きさの殻をもつ種がいます.(コメント)
・Nの大きさによって,辺の長さが等しい場合と異なる場合があるのは何故か?
A.
辺の長さを最小にするという条件を入れたら,そのような結果となった.

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2-8
質問者: 高田 宗樹
講演者: 種村 正美
講演タイトル: 少数個の点による球面上の最適配置について

Q.
・イタレーションの回数は十分か?
・DM(ダイポールモーメント)の高い分割があったが(N=13,43),どのように解釈されるか?
A.
・分岐構造は回数を増やしても変化しないようだ.
・クーロン法ではDM≒0になっている.(Erberら,1991)

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2-8
質問者: 本多 久夫
講演者: 種村 正美
講演タイトル: 少数個の点による球面上の最適配置について

Q.
たとえば,図1,N=26で辺に長短があるが,これは三角形を二等辺三角形に移す方法でつくったのか?
A.
そうである.二等辺の方法でもこのように長短がある.

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2-9
質問者: 松岡 篤
講演者: 西垣 功一
講演タイトル: 形質による古典分類学を批准した”ゲノムによる分類学”

Q.
・温度勾配ゲル電気泳動法で,二本鎖のDNA断片の方が分離した一本鎖よりも速く泳動するのは何故か?
・高次分類から低次分類まで,さまざまな研究例が示されたが,分類群によって,適用度に差はあるか.
種分類には適用できない例はあるか?
A.
・二本鎖と一本鎖とでは物性が異なる.二本鎖のほうが剛性が高く動きやすい.
・全てで成功している.人の個人個人の違いもGP法で認識できるはず.

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2-9
質問者: 本多 久夫
講演者: 西垣 功一
講演タイトル: 形質による古典分類学を批准した”ゲノムによる分類学”

Q.
プライマーの結合させ方に関して,温度を下げ,たるみのある形でプライマーを結合させるのだが,
産物の再現性はよいか? いろいろな部分が取れると思うが.
A.
再現性はよい.

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2-10
質問者: 三浦 岳
講演者: 大場 公隆
講演タイトル: 蟻型群ロボットによる餌運搬経路の最適化

Q.
・具体的にどのような機能を持たせようとしているのか?
・敵の導入によってどのような効果を期待しているのか?
A.
・それ以前にまずこのやり方でどう動くか調べている.
・アリの挙動を模倣する.またはこれによって興味深い挙動が出現することを期待している.

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2-10
質問者: 日高 芳樹
講演者: 大場 公隆
講演タイトル: 蟻型群ロボットによる餌運搬経路の最適化

Q.
CPUに対するγ線照射の影響は具体的にどんなものか?
A.
例えばメモリに対して影響がある.

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2-11
質問者: 日高 芳樹
講演者: 山崎 義弘
講演タイトル: 粘着テープ剥離の数理モデル

Q.
パターンの不規則性は,モデルの中では初期条件の空間的不規則性によるのか?
A.
トリガーとしてはそうであるが,ダイナミクスにおいて生成される不規則性もある.

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2-11
質問者: 中村 振一郎
講演者: 山崎 義弘
講演タイトル: 粘着テープ剥離の数理モデル

Q.
振動領域に極大点が出るのはどういう物理を示しているのか.
A.
((質問が的を得ていませんので(中村記)),議論させてください.

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2-11
質問者: 高木 隆司
講演者: 山崎 義弘
講演タイトル: 粘着テープ剥離の数理モデル

Q.
粘着テープをはがすとき,ピーという音がすることがある.
それはこの発表で求めた自励振動のためと思ってよいか?
A.
音が伴う振動は,もっと速度が大きい場合であり,異なるメカニズムによる.

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2-12
質問者: 松浦 執
講演者: 小村 真也
講演タイトル: 界面と粉粒体が相互作用する系におけるパターン形成

Q.
・自己アフィン指数は界面を切り取る長さと,その界面の悪さから得られるものか?
・粒子が移動しながら摩擦抵抗で界面の移動が抑えられるのも,
ビスカスフィンガーの伸びる現象を模している面があるように感じたが.
A.
・そうである.
・この系は粒子に作用する摩擦力がもとになるもので,ビスカスフィンガーの機構ではない.

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2-12
質問者: 日高 芳樹
講演者: 小村 真也
講演タイトル: 界面と粉粒体が相互作用する系におけるパターン形成

Q.
実験で見られたstick-slip運動はシミュレーションでも再現されたのか.
A.
Yes.(データあり)

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2-13
質問者: 松岡 篤
講演者: 寅丸 敦志
講演タイトル: リーゼガングバンドに及ぼす電場の影響

Q.
岩脈に見られた層状構造は,貫入したときの構造ではないのか?
A.
結晶の分布は一様であり,貫入時の構造ではない.

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2-13
質問者: 中村 健蔵
講演者: 寅丸 敦志
講演タイトル: リーゼガングバンドに及ぼす電場の影響

Q.
Far Regionはどう考えればよいのか?
A.
まだ分かっていないが,化学的な衝撃波的なものができている可能性があり,平行して研究していきたい.

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2-14
質問者: 吉野 隆
講演者: 西川 徳彦
講演タイトル: 放電フィラメントのパターン形成

Q.
既往の研究で観測された正方格子パターンが見られなかった理由はなんですか?
A.
ひとつは振幅の違い.もうひとつは実験システムの違いです.

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2-15
質問者: 小川 泰
講演者: 島 弘幸
講演タイトル: 曲面スピン模型の臨界現象

(コメント)
・七角形に限定しても,曲面に移せる方法は無数にある.言わばグラフだけに着目しているのだから.
・七角形ではないが,箱根強羅の彫刻の森美術館の「シャボン玉のお城」は三次元空間を合同に二分した
「ジャングルジム」状の構造.(これらの2点間はプラスチック面で分割されている.)
いわばBCC格子構造ボロインセルの正方形面を外したものという認識可能.Alen Mackey
(London Univ. Birkbeck College 形の科学会功労賞授章者)の構造もこの手のもの.
・1975年頃,私自身Cay ley Treeの上にIging模型やXY Heisenberg模型等をいじったことがある.
指数関数的に遠い点が発散するので,遠くの影響が支配的になる.

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2-16
質問者: 中村 健蔵
講演者: 守 真太郎
講演タイトル: ROCカーブとスケール不変性

Q.
・スケール不変性を考えて,モデルを立てた様にも思えるが,それで良いか.
・万馬券狙いで,少ないほうに入れることもあると思われるが,その場合はスケール不変性はどうなるか?
A.
・良い.
・その場合は消える方向性と思われる.

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2-17 
質問者: 末谷 大道 
講演者: 加納 剛史
講演タイトル: 線形フィードバックを用いた結合関数の制御

Q. Rosenblum-Pikovskyらの研究との違いは何か?
A. Γm,τmが複数あることで,脱同期以外の状態に制御できるという点です.

2-17 質問者: 末谷 大道講演者: 加納 剛史講演タイトル: 線形フィードバック
を用いた結合関数の制御
Q. Koriさんたちの方法にすぐれた点は残っているのか?
A. ありません.

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2-17
質問者: 高口 太郎
講演者: 加納 剛史
講演タイトル: 線形フィードバックを用いた結合関数の制御

Q.
・個々の振動子の情報は分からないけど全和は分かるという状況は具体的には?
・全和だけでフィードバックできるということは,結合後の状態が全和のみで定まることと等価?
A.
・神経系,個々のニューロン全部は計測できないが,脳波のようなマクロな量は計測できる.
  そこから全和を推定することは別の問題.
・意図がわからない.

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2-18
質問者: 中村 健蔵
講演者: 牧 寛
講演タイトル: ガソリン添加剤効果(エコ・LOVE)による乱流燃焼モデル

Q.
・エコ・LOVEの主な成分は?
・ジェットエンジンの燃焼においては,乱れによって燃え残りが生じることがあり,
  燃焼効率が悪くなることがあるが,それらはどう考えるか?
A.
・ケロシン由来の添加剤.
・分からないので今後の課題としたい.

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2-18
質問者: 松浦 執
講演者: 牧 寛
講演タイトル: ガソリン添加剤効果(エコ・LOVE)による乱流燃焼モデル

Q.
燃料添加剤は火室内の燃焼を改善するなどと聞きますが,これを加えることでなぜ乱流燃焼が起きるのでしょうか?
A.
まだよくわかりません.研究課題としたいと思います.

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2-19
質問者: 中村 健蔵
講演者: 小林 英子
講演タイトル: 算額へのKeplerシステム(文様描画・)

Q.
少年の問題は何を解いたのですか.
A.
扇の外円の半分が内側の円となる場合です.この場合,この図は一意に決まります.


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2-19
質問者: 松浦 執
講演者: 小林 英子
講演タイトル: 算額へのKeplerシステム(文様描画・)

Q.
Keplerで解くプロセスと算額の技法とで異なる部分とはどういうところですか.
A.
具体的に数値を出すときの関数の体系が異なるといえるのではないか.


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2-19
質問者: 寺島 幸生
講演者: 小林 英子
講演タイトル: 算額へのKeplerシステム(文様描画・)

コメント
問題によってはいくつかの条件を仮定しなければならない解が一意的に定まらない問題や
解が複数(虚数含む)現れる問題も存在する.



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2-19
質問者: 松岡 篤
講演者: 小林 英子
講演タイトル: 算額へのKeplerシステム(文様描画・)

Q.
算額に示されているような問題をつくる目的にKeplerは使えるのか.
A.
使えます


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3-1
質問者: 中村 健蔵
講演者: 利根 安見子
講演タイトル: 山東京伝伝来の小紋文様と葛飾北斎伝来小紋文様の比較検討

Q.
オリジナルであるという判定をしたということであるが参考文献のどれが最も貢献したか.
A.
追加分の[22]である.

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3-1
質問者: 森田 克己
講演者: 利根 安見子
講演タイトル: 山東京伝伝来の小紋文様と葛飾北斎伝来小紋文様の比較検討

Q.
小数模様な形について取り組まれたわけですか?歩についてはどうでしょうか?
A.
今後の課題としたい.

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3-1
質問者: 松浦 執
講演者: 利根 安見子
講演タイトル: 山東京伝伝来の小紋文様と葛飾北斎伝来小紋文様の比較検討

Q.
北斎が幾何学的紋様をモチーフにするのに対し,山東京伝は身近なモチーフや
パロディーといった少し異なる着眼をしていると思います.
このことと北斎の方がより対称性を網羅していることなどがつながりそうですが,
北斎と京伝の比較をされてた意図はそのようなことと関係するのでしょうか.
A.
やはり幾何学文様の作品が多い北斎では対称性のタイプが多く分散していることは
厳密に分析する前に一通り目を通す段階で見受けられました.
そこで今回の対象を採用して厳密に調べようと思いました.
そのように北斎を分析するに当たり,同時代の京伝は違った着眼点のデザイナーだと考え,
比較することに興味をもち,今回にいたりました.おっしゃられるとおり,
デザイナーとしての着眼点(デザインのアイデア)の違いは対称性にも大きく関係していると思っています.

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3-2
質問者: 松浦 執
講演者: 森田 克己
講演タイトル: 立方格子をベースにした平織りによる造形

Q.
織りは三角関数のような周期関数の方が波長や位相のずれを変えている構成のように思いますが,
立体に組むときはもう一次元方向の振動を加えた巻きの組み合わせのように思います.
お示しの図ではそのようになっているのでしょうか?
A.
その方法については試作していて,実は実体モデルを作ろうとしています.
ところが立体に組むと変形したりして苦労しています.

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3-2
質問者: 吉野 隆
講演者: 森田 克己
講演タイトル: 立方格子をベースにした平織りによる造形

Q.
Z方向の糸の通し方は交互にする相手に対して何通りかあると思います.
試作品がありましたら,それらの性質がどう異なるのかを教えてください.
A.
試作品の製作については今後の課題として,いろいろな方から意見を伺いたい.

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3-2
質問者: 吉川 桃世
講演者: 森田 克己
講演タイトル: 立方格子をベースにした平織りによる造形

Q.
平織りから立体織りへの展開のモチベーション.
A.
結び目理論の概念.突然.

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3-3
質問者: 望月 茂徳
講演者: 加藤 良将
講演タイトル: 芸術における形態生成の方法と認識

Q.
制作における段階的形態と認識の説明において,
概念的形態から物質的形態への流れを制作の流れとしていたが,
物質的形態から概念的形態も制作の過程にあるのではないか?
制作者の観点からはどうか?
A.
鑑賞者としての立場に立った制作者の認識ではその流れがあって,
スライドの図にはないが,フィードバックはあると思う.
その過程で表現が精査されると考えている.

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3-4
質問者: 中村 振一郎
講演者: 中村 健蔵
講演タイトル: デザインの自動生成--より美しく--

Q.
くだらない図とそうでないものとを分けている物は何ですか?
A.
ノイズとシグナルの区別のS/N比のようなものです.

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3-4
質問者: 西垣 功一
講演者: 中村 健蔵
講演タイトル: デザインの自動生成--より美しく--

(コメント)
蝶の翅の紋様との関連で,反転・置換という操作が「美」を作る上で
手がかりになるとおっしゃっていましたが,
考えてみると蝶の翅の違いは,ゲノム支配(無論環境影響もあるでしょうが)ですから,
ゲノム上で生じる”操作”すなわち欠失・置換・挿入・反転・転位などが
タンパク質や細胞レベルでの形状に反映していると考えられます.
一方”くだらなくない(=’美しい’)”の判断は脳の判断ですが,
その判断能力自体は進化的に形成され,
その過程で’外界’としてのゲノムの産物(ここでは蝶の翅模様)と
相互作用してきたと考えられます.その意味で元になるゲノムレベルでの操作と
ご講演のデザインの自動生成との関連を考察されるとおもしろいと思います.

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3-5
質問者: 根岸 利一朗
講演者: 狩俣 鉄矢
講演タイトル: フラクタル画像解析を用いた葉脈画像の特徴抽出に関する研究

Q.
彩度利用に関して光源は何か?それを利用するのは何故か?
A.
光源は蛍光灯.利用する理由は手近にあったから.

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3-5
質問者: 三浦 岳
講演者: 狩俣 鉄矢
講演タイトル: フラクタル画像解析を用いた葉脈画像の特徴抽出に関する研究

Q.
葉脈の形成モデルで反応拡散を用いたものがあるが,
そのような形を作るやり方と今回見えているフラクタル次元にはどのような関係があるのか?
A.
まだ検討していない.

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3-5
質問者: 星川 良紀
講演者: 狩俣 鉄矢
講演タイトル: フラクタル画像解析を用いた葉脈画像の特徴抽出に関する研究

(コメント)
個々の植物のフラクタル次元の違いは,その植物が持つもともとの特徴に由来するような気がします.
その関連性が分かればより研究が進むと思うのですが.

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3-6
質問者: 昌子 浩登
講演者: 三浦 一幸
講演タイトル: 3次元空間における反応拡散モデルによる自己組織的な特徴抽出機能

Q.
格子の切り方依存性の考慮はどうなっているのか?
A.
今後考慮していきたいと思います.
が,画像解析においては,むしろ正方格子がよい点もありそれぞれの比較も行っていきたい

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3-6
質問者: 吉野 隆
講演者: 三浦 一幸
講演タイトル: 3次元空間における反応拡散モデルによる自己組織的な特徴抽出機能

Q.
球や複雑な形といった立方格子と相性の悪い形でもエッジ検出はできますか?
A.
球については,パラメータの値は異なるがエッジ検出に成功しています.

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3-7
質問者: 岸本 直子
講演者: 根岸 利一郎
講演タイトル: フィボナッチ・スパイラルの画像処理技術の応用

Q.
衛星から画像をダウンリンクする際にサムネイルのように一覧表を先におろして
重要なものから順にというような場合に使えるのか
A.
使えると思うが,見る対象は決まってないといけない.

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3-7
質問者: 星川 良紀
講演者: 根岸 利一郎
講演タイトル: フィボナッチ・スパイラルの画像処理技術の応用

Q.
画像をパイナップル,ひまわりとしたとき何が関係あるでしょうか
A.
学生の実習課題として作らせたりしています.

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3-7
質問者: 吉野 隆
講演者: 根岸 利一郎
講演タイトル: フィボナッチ・スパイラルの画像処理技術の応用

Q.
円形の抽出にはひまわりモデル,矩形の抽出にはパイナップルモデルを用いたのですか?
ひまわりモデルをボロノイ分割して分割領域での面積分布を調べたことがあります.
ほぼ同じ値で分散も小さかったです.
A.
そのとおりです.

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3-8
質問者: 杉本 剛
講演者: 平山 修
講演タイトル: 斜面上を回転落下する円筒中の紛流体なだれの実験

Q.
1.この現象を利用したおもちゃなど考案できないでしょうか?
2.支配的なのはbeads間のfrictionとbeadsとcylinder間のfrictionのようにみうけられる.
A.
1.見ていて楽しい実験なので,何か出来るかも知れない.
2.自由表面の形状について言えば,表面を滑り落ちる粒子の量(フラックス)と
 上方から供給される量(フラックス)の関係で決まる.前者はbeads間の摩擦係数に
 依存し,後者はbeadsとcylinder間の摩擦係数に依存することは確かだが,
 斜面角度や粒子の重量にも依存する(円筒の角速度を媒介にして).

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3-9
質問者: 福井 義浩
講演者: 松浦 康之
講演タイトル: 胃電図を模擬した確率共鳴モデルの数値解析

Q.
1.胃底部(ch5)に胃のペースメーカーがあるとのことであるが,
  組織的に特別な細胞集団が存在するのか?
2.腸にも同様のペースメーカーはあるのか?
3.胃切除した場合はどうなるのか?
4.胃電図は間接的に,迷走神経の活動をみているのか?
A.
1.カハールの間質細胞と呼ばれる特別な細胞集団があります.
2.はい,同様のペースメーカーがあります.
3.胃電図特有の周期成分が消失します.
4.はい,間接的に迷走神経活動を見ています.

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3-9
質問者: 中村 振一郎
講演者: 松浦 康之
講演タイトル: 胃電図を模擬した確率共鳴モデルの数値解析

Q.
確率共鳴が胃電図に表れることの意味は何か?
A.
今回の胃電図を記述する数理モデルに,大腸の蠕動運動を反映する
とされる6 cpmの周期成分が入れてある.胃・腸は迷走神経支配を受けるが,
これらの相同性が保たれていることが,確率共鳴が生じている生理学的な意味である.

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3-10
質問者: 杉本 剛
講演者: 山口 喜博
講演タイトル: 面積保存2次元写像で位相的エントロピーを求める方法

Q.
1.トレリス法でつくられるTransition Matrixの次元は何で決まるか?
2.「簡単すぎて難しいとは」どういうことか
A.
1.位相空間の分割数
2.低次では簡単だが,高次になるときわめて難しくなる・・・

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3-10
質問者: 根岸 利一郎
講演者: 山口 喜博
講演タイトル: 面積保存2次元写像で位相的エントロピーを求める方法

Q.
「最善の位相的エントロピー」とは?
A.
「組みひも」法では一義的に決まらないが,「トレリス法」では一義的に決まるという意味で最善.

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3-11
質問者: 小川 泰
講演者: 中村 振一郎
講演タイトル: 分子科学に現れる形の科学

Q.
大変重要なご指摘を有難うございました.
暗黙知,顕在知に隣接するためには,曰く云い難い視覚認知判断を心掛けるよりしかたがないのではと思います.
私にとって形の科学は形を科学することよりも,科学の形を豊かにすることだと考えています.
結構,その時点でのベストを尽くした記録こそが,現行業界規格よりも重要だという「危険思想」?の
持ち主であることを誇りとしていますが,
私自身は現実に有力に効く仕事の経験に乏しいディレッタント(芸術愛好家)にすぎません.
寺田寅彦の姿勢を評価したいと思います.
A.
貴重なコメントありがとうございます.

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3-11
質問者: 山口 喜博
講演者: 中村 振一郎
講演タイトル: 分子科学に現れる形の科学

Q.
安定性の差は,外からのエネルギーの吸収の仕方の差にあるのでしょうか?
A.
いいえ,吸収はどれも同じ程度です.

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3-11
質問者: 高木 隆司
講演者: 中村 振一郎
講演タイトル: 分子科学に現れる形の科学

Q.
分子振動の様子は,その形を機械要素に置き換えてみたら直感的に考えられるのではないか.
たとえば,CH3基とiPr基の違いは,振動の共鳴状態によって理解できないか?
A.
私もそう考えたが,どうも共鳴は無関係のようだ.

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3-12
質問者: 高木 隆司
講演者: 杉本 剛
講演タイトル: 二枚の帆がおりなす非線形現象ー分岐とヒステリシス

Q.
帆の張力を策定する決め手に欠けるとの話であった.
張力が均一という仮定をおいても簡単には決まらないのか?
A.
2次元問題の場合には張力は均一です.
ただし,2つの張力の組み合わせを,与えられた迎角のもとで複数組探しすことが難しいのです.

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3-12
質問者: 岸本 直子
講演者: 杉本 剛
講演タイトル: 二枚の帆がおりなす非線形現象――分岐とヒステリシス

Q.
帆は圧縮をもつモデルで計算しているのか?実際のセイルは膜材で圧縮になっているところでは不定になるのではないか?
A.
伸びないとしてモデル化.実際のセイルは膜剤だが,空力とつりあって常に張力がかかった状態になっている.

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3-12
質問者: 山口 喜博
講演者: 杉本 剛
講演タイトル: 二枚の帆がおりなす非線形現象――分岐とヒステリシス

Q.
メインセールとシブセールの3種類のオーバーラップを考えているが,実際の状況とどのように対応しているのでしょうか.
A.
ジブ・セイルは,前縁下端をヨットの舳先に固定し,
後縁下部をヨットの右側面に固定する.扱った問題は,
そのように張られたジブ・セイルとマストに張られたメイン・セイルのマスト下部,
中部,上部の横断面を想定している.

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3-13
質問者: 山口 喜博
講演者: 沓名 健一郎
講演タイトル: 手書き文字における横画間のバランスについて

Q.
・九成宮醴泉銘はいつごろの作品でしょうか.
・仏教の経典の文字について調べたのでしょうか.
A.
唐代初期(初唐:632年)に書かれたものです.
文字の規範性を分析する目的から,今回は主に整斉な文字に焦点を当てています.
仏教経典では宗教的な意図もあってか,
伝統性を重んじたり勢いを感じさせるセリフが多用されるなど,
特徴的な字形であることが多く,
平易な文字とは言えませんので今回扱いませんでした.

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3-13
質問者: 高木 隆司
講演者: 沓名 健一郎
講演タイトル: 手書き文字における横画間のバランスについて

Q.
九成宮醴泉銘の文字は何に書かれていたのか.石碑では文字の大きさがそろっているのか.
A.
紙にかかれ,石に刻まれた.しかし,大きさはそろっていない.

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3-14
質問者: 中村 健蔵
講演者: 佐久間 菜摘
講演タイトル: 正多面体のポップアップブックの作成

Q.
正二十面体では面を折らない事を良しとしていたが,正六面体では面が折られていたが,よいのか.
A.
正十二,正二十面体の作成を優先した.正六面体では簡単すぎて,面を折らなければならないかもしれない.

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3-14
質問者: 岸本 直子
講演者: 佐久間 菜摘
講演タイトル: 正多面体のポップアップブックの作成

Q.
・バリエーションがあるのか
・面を折るタイプで折り目を広げるなどの場合,内部に支持構造を仕込むのは反則ではないのか.
A.
・正二十面体の場合に例えばもう一種類考案してから頂点がうまく集まらなかった.
・実際,六面体の場合に上面を整形するために内部に支持構造を仕込んでいる.

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3-13
質問者: 島 弘幸
講演者: 沓名 健一郎
講演タイトル: 手書き文字における横画面のバランスについて

Q.
「文字の美しさ」を評するメカニズムとしては,先天的,後天的,両方の要因があると思いますが,
どのような立場から研究を進められてますか?
A.
美しさを感じる脳のメカニズムについてはほとんど先行研究がない.
これまでは主に後天的な要因.文字を扱う際の合理性という観点から法則性の模索を行っている.

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3-14
質問者: 望月 茂徳
講演者: 佐久間 菜摘
講演タイトル: 正多面体のポップアップブックの作成

Q.
面を折る場合と折らない場合をコントロール可能でしょうか?
コントロールできる場合は,プリミティブを組み合わせて,
ローポリゴンモデル(キャラクターなど)をつくれるのではないでしょうか?
A.
現段階では,一種類の多面体につき一つのつくり方しか完成していないので不可能です.
今後ポップアップ化の作り方の種類を増やしていけば可能かもしれません.

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3-16
質問者: 松浦 執
講演者: Ted Goranson,Beth Cardier,Ryuji Takaki
講演タイトル: Kutachi as an approach to design a anrrative dissymmetry metric

Q.
"Kata" of "katachi" is said to mean the "mold". 
We may have primitive "kata" in mind and then recognize katachi on the basis of kata. 
I guess you are building the ontology for the information system. 
Although “narratives” essentially are based on the time evolution, 
ontology usually does not include the factor of time evolution. 
Then, you may introduce time dependency, possibly into the specific associations between subjects. 
Then you may introduce "mold" in the network of associations of time processes.
A.
Creating ontology is an expensive and detailed task. 
We introduce time dependency of ontology. 
And if good patterns of time change are selected, 
excess increase of inappropriate ontological complexity will be avoided. 

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3-17
質問者: 木口 哲也
講演者: 川崎 恭治
講演タイトル: 構造ガラスのミニレビュー:―――個人的な視点―――

Q.
フィッシャー・クラスターの特性・実験的に得た写真についての説明を.
A.
実験の詳細や写真についての説明は,原論文をみていただ
くのが最善ですので手許にある最も新しいレファレンスをお知
らせします:
A.S. Bakai and E. W. Fischer, J. Chem. Phys. 120 (2004) 5235
なお,この中で理論家であるBakai氏が自分の解釈の述べてい
ますが一般にうけいれられているわけではありません.写真に
あるパターンは実は運動しており拡散則に従っています.
拡散則は一般に余分の保存量に結びつけられていますが,ここでは
明らかな保存量はありません.以前私は併進対称性の破れにむ
すびついた phase dynamics
ではないかとの意見を述べました(K.K. Physica A 217(1995) 124)
が一般にうけいれられてはおりません.またこの論文には私の
考えを色々かきましたが大部分はスペキュレーションです.

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4-1
質問者: 山口 善博
講演者: 松岡 篤
講演タイトル: 理科普及活動における連携のかたち―新潟大学理学部地質科学科の実践例―

Q.
一般の方々を対象とした地学巡検等は行っているのでしょうか?
A.
行っています.

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4-1
質問者: 森田 克己
講演者: 松岡 篤
講演タイトル: 理科普及活動における連携のかたち―新潟大学理学部地質科学科の実践例―

Q.
新潟大学と地域の連携の例として「面白アート」の話がありますが,今後の展開はどうでしょうか?
A.
アートは教育学部が主体として地域との連携を展開している.
今後は,サイエンスとアートとの連携を模索していきたい.

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4-1
質問者: 平山 修
講演者: 松岡 篤
講演タイトル: 理科普及活動における連携のかたち―新潟大学理学部地質科学科の実践例―

Q.
高校で地学を選択する生徒の数は少ないと思いますが,高校生を対象とした試みはあるのでしょうか?
A.
SSH,高大連携など一通りのものはある.また,高校生が大学見学に来るときには,
必ずサイエンスミュージアムに寄っていく.

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4-2
質問者: 松浦 執
講演者: 小俣 友輝
講演タイトル: 「分子のかたち展―サイエンス×アート」―かたちを通した様々な人のかたち形成―

Q.
企画目的の中に,一般の方に分子に親しみを増してもらうために,
科学者側はアーティストの受け取り方や表現を見て知恵をもらおうという意図もあったようですが,
アーティスト側では科学者の分子についての説明から何を受け取り,
科学者側はアーティストとの交流を通じて何を受け取ったのでしょうか?
A.
理想的にはサイエンティストと
アーティストがお互いに刺激し合い,作品制作にいたるような
かたちにすべきであったが,今回はサイエンティスト→
アーティストの方向が強く出てしまった.アーティストの方では,
もともと『分子のことを考えて作品制作を行っている』という
方もおり,自分の作風を考える上でも参考になったようである.

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4-3
質問者: 岸本 直子
講演者: 高田 宗樹
講演タイトル: 立体映像と酔い

Q.
宇宙酔いの話では,上方向の加速度に対して人間は弱いと聞いたが,
横方向の加速度に対して普段の重力方向と違うので弱いのか?
A.
横方向の振動を与えるような実験はある.

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4-3
質問者: 宮坂 寿郎
講演者: 高田 宗樹
講演タイトル: 立体映像と酔い

Q.
・立体写真やランダムドットを見るとかき割が並んでいるような不自然な絵が見えるが,
デモの映像ではそれがない.かき割りのような不自然な映像も酔いに関係しているのか?
・人間の目がこまかく振動していて立体視に関係していると聞いたことがあるが,
それも不自然に見えることと関係しているか?
A.
・それも関係していると思われる.
・人間の目の微小な振動も関係しているであろう.
眼球の回旋運動が酔いにともないランダムなものから規則的になり,
視覚前庭系から前庭神経核に入力される.
体性感覚情報等との不一致が生じて酔いが引き起こされていると思われる.

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4-3
質問者: 高木 隆司
講演者: 高田 宗樹
講演タイトル: 立体映像と酔い

Q.
自分は,バスから外の景色を見ていると酔うことが多かった.
それは景色が揺れるからだろうか?
A.
通常はその逆で,景色を見ないと酔う.

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4-3
質問者: 松岡 篤
講演者: 高田 宗樹
講演タイトル: 立体映像と酔い

Q.
長期間船に乗った後陸に上がったとき,まだゆれているような感覚が続くことがある.
これはどのようなメカニズムによるものか?
A.
船に乗っているときの何らかの状態が残存しているものと思われる.

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4-4
質問者: 松浦 執
講演者: 寺島 幸生
講演タイトル: 和算「容術新題」に現れる円および三角形の特徴

Q.
・対称性のある図の問題は図案や装飾に用いられそうですが,そのような例はありますか?
・11才の子供が出題だったという例もありますが,どのような人が算額をやっていたのでしょう.
・工芸などに用いられた例はないようだということですが,
  生活や産業とは離れた知的楽しみだったのでしょうか?
A.
・算額として神社などに奉納されるのみで,生活に用いられた事例は,確認していません.
・はじめは武士階級など上流階級に限られていましたが,その後次第に庶民も学ぶことが出てきたそうです.
・術として秘密にする慣習だったようです.問題は算額をはじめ公開されているが,
  術が残された算額は存在するが,容術新題は一切の術が残存していない.

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4-4
質問者: Beth Cardier
講演者: 寺島 幸生
講演タイトル: 和算「容術新題」に現れる円および三角形の特徴

Q.
Was the design and technique used in these puzzles applied to the design of 
pablic patterns or asunitectwed structures?
A.
These designs were never featured on artifacts like this because they were considered sacred, 
and therefore only for God. But it is likely the skiu itself was used to solve many practical problems.

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4-4
質問者: 山口 善博
講演者: 寺島 幸生
講演タイトル: 和算「容術新題」に現れる円および三角形の特徴

Q.
容術新題の前半の旧題と後半の問題の性質の違いは容術新題の成立と関係しているのでしょうか?
A.
前半の問題は,鈴木が容術新題以前に記した和算書の問題と重複し,後半は重複
していません.よって,前半は早期にできていた問題を引用し,後半は比較的遅
い時期にできたオリジナルな問題と考えられます.

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4-5
質問者: 中村 健蔵
講演者: 岸本 直子
講演タイトル: 羽化時の重力方向が翅の形態形成に及ぼす影響

Q.
回転させるにはモータが必要となるか?
A.
宇宙では回転させると止まらないので,一度回転させ,回転による安定性を持たせたほうが有利である.

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4-5
質問者: 三浦 美樹子
講演者: 岸本 直子
講演タイトル: 羽化時の重力方向が翅の形態形成に及ぼす影響

Q.
羽化時の姿勢による分類と実際の翅の構造の共通性は?
A.
特に見られない.が,今後,詳細な解析をする予定である.

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4-6
質問者: 秦 浩起
講演者: 大西 慶子,大西 のり子,田中 祐佳
講演タイトル: シャボン膜の化学的性質とシャボン液のpHとの相関関係

Q.
なぜシャボン玉をやろうと思ったか?
A.
子供達に実験を見せるところから.(子供達が興味を持つ)


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4-6
質問者: 庄司 多津男
講演者: 大西 慶子,大西 のり子,田中 祐佳
講演タイトル: シャボン膜の化学的性質とシャボン液のpHとの相関関係

Q.
シャボン玉の大きさはどうして決めたのでしょうか?
(6cmくらいが安定な時間が長かったのかもしれませんね)
A.
6cmが測りやすかった.

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4-7
質問者: 岸本 直子
講演者: 宮脇 彩絵子,藤尾 有希,河合 なつみ
講演タイトル: 山陽帯チタン鉄鉱系列と山陰帯磁鉄鉱系列のマグマ分化を系統的に解明
〜山陽帯加古川市花崗岩類の角閃石とリン灰石から波状累帯構造を発見〜

Q.
波状累帯構造が見つかったといっているのは,空間的・試料的にどういう頻度のことを言っているのか?
A.
数量的な頻度ではなく,微細構造なので発見しにくい.角閃石には波状累帯構造が含まれているものだが見つけにくい.

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4-7
質問者: 松岡 篤
講演者: 宮脇 彩絵子,藤尾 有希,河合 なつみ
講演タイトル: 山陽帯チタン鉄鉱系列と山陰帯磁鉄鉱系列のマグマ分化を系統的に解明
〜山陽帯加古川市花崗岩類の角閃石とリン灰石から波状累帯構造を発見〜

Q.
(コメント)
・学問的レベルの高さもさることながら,プレゼンテーションの組み立て,
発表の仕方まで細部にわたりよく練られており,すばらしい発表でした.
・山陽帯の花崗岩と山陰帯の花崗岩は形成時期が異なります.
二次的に形成された角閃石の波状累帯構造は,島根(山陰帯)のものと山陽帯(加古川)のものが
独立のマグマ残液の活動によるものなのか?
あるいは,何らかの共通した二次的事件にかかわるものなのか?
A.
それぞれ独立のマグマ残液の活動によるものである.

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4-8
質問者: 岸本 直子
講演者: 藤本 さやか,竹内 時実,原 由洋
講演タイトル: 兵庫県南東部加古川市〜高砂市の形成史とそこに分布する高級石材「竜山石」の色相変化のメカニズムを解明

Q.
青,黄,赤の割合と石材としての価値はどれが高いのか?
A.
石材としては黄色が高級.

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4-8
質問者: 松岡 篤
講演者: 藤本 さやか,竹内 時実,原 由洋
講演タイトル: 兵庫県南東部加古川市
〜高砂市の形成史とそこに分布する高級石材「竜山石」の色相変化のメカニズムを解明

Q.
(コメント)
・竜山石の色についての研究に際し,竜山石を含む地質帯全体の地史的な位置づけを,
地質調査によって明らかにしたところがすばらしい.
・赤色に関係しているのは,竜山石を構成する地質体形成後の花崗岩のマグマ残液によるものなのか?
・下の回答を示す根拠は?
(コメント)
・同じ色でも同じ時期に形成されたかどうかは分からないので,注意が必要である.
A.
花崗岩の活動ではなくて,その前の竜山石の形成に関係する流紋岩マグマのマグマ残液によるものである.

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4-9
質問者: 岸本 直子
講演者: 宮脇 彩絵子,小林 彩香
講演タイトル: 兵庫県加古川東高等学校NASA研修に参加して(報告)〜これからのわたしへの提言〜

Q.
(コメント)
・海外に若いときに出かけるのは外国人に対する壁をなくすにはいいことがある.
・JAXA宇宙研にも見学・展示があるのでよろしくお願いします.
・宇宙食も売っている.


以上